診療内容

Treatment

Ear

みみ

患者様の症状に合わせて、適切な検査と治療を行います。気になる症状があれば、お気軽にご相談ください。

みみの症状

  • 耳が痛い（耳痛）
  • 耳がかゆい
  • 聞こえにくい（難聴・耳がつまる感じ）
  • 耳鳴り
  • めまい
  • 耳だれ（耳から液体が出る）
  • 耳あかがたまる

よくある病気

  • 中耳炎（急性・慢性・滲出性）
    細菌やウイルスによる感染で耳に炎症が起こる病気。感冒後に生じる事が多い。
  • 外耳炎
    耳の入り口や外耳道の炎症。かゆみや痛みを伴う。
  • 真珠腫性中耳炎
    鼓膜がへこんで炎症を起こし、骨を溶かしながら進行してゆく。
  • 耳垢栓塞（じこうせんそく）
    耳垢が詰まって聞こえにくくなる。
  • 突発性難聴
    突然片耳が聞こえなくなる病気。早期治療が重要。
  • メニエール病
    めまい・耳鳴り・難聴を繰り返す病気。内耳のリンパ液の異常が原因。
  • 耳管狭窄症・開放症
    耳が詰まる感じや、自分の声が響くなどの症状が出る。
  • 鼓膜穿孔（こまくせんこう）
    鼓膜に穴が開くことで聞こえにくくなったり、耳だれが出たりする。外傷や中耳炎の後に生じる。

診察について

  • 問診

    いつから、どんな症状があるかを詳しく聞きます

  • 視診・耳鏡検査

    耳の中の状態を専用の器具で確認します

  • 聴力検査

    難聴や聞こえにくさの程度を測定。

  • 鼓膜の動きの検査

    鼓膜の動きを確認し、原因を調べます

  • 画像検査

    CTにて詳しく調べることも

  • 治療・処置

    薬の処方、耳の掃除、鼓膜切開など。手術が必要となることも

Nose

はな

鼻の症状は生活の質に大きく影響します。長引く症状や気になることがあれば、お気軽にご相談ください。

はなの症状

  • 鼻水が止まらない
  • 鼻づまりがひどい
  • くしゃみが出る
  • においがわからない（嗅覚障害）
  • 鼻血が出やすい
  • 鼻が痛い・違和感がある
  • 頭が重い・顔が痛い（副鼻腔の違和感）

よくある病気

  • 急性鼻炎・感冒（かぜ）
    ウイルス感染による鼻水・鼻づまり
  • アレルギー性鼻炎
    花粉やハウスダストによるくしゃみ・鼻水・鼻づまり
  • 急性副鼻腔炎
    細菌感染で副鼻腔に膿がたまり、頭痛や鼻づまりが起こる
  • 慢性副鼻腔炎（ちくのう症）
    鼻づまりや後鼻漏が長引く
  • 鼻中隔弯曲症
    鼻の中央の仕切りが曲がり、鼻づまりが起こる
  • 嗅覚障害
    風邪、アレルギー、慢性副鼻腔炎などが原因でにおいがわからなくなる
  • 鼻出血
    乾燥や鼻の粘膜の傷つきで出血しやすくなる
  • 好酸球性副鼻腔炎
    鼻茸ができやすく、においがわかりにくくなる

診察について

  • 問診

    症状の経過やアレルギーの有無を確認

  • 鼻鏡検査・内視鏡検査

    鼻の中を詳しく観察

  • アレルギー検査

    血液検査で原因を特定

  • レントゲン・CT検査

    副鼻腔の状態を詳しく確認

  • 治療・処置

    薬の処方、鼻の洗浄、ネブライザー治療。手術が必要な場合も

Throat

のど

のどの症状は生活に大きな影響を与えます。違和感や痛みが続く場合は、お早めにご相談ください。

のどの症状

  • のどが痛い
  • 声がかれる（嗄声）
  • のどの違和感・異物感
  • せきが止まらない
  • 痰が絡む
  • 飲み込みにくい（嚥下障害）

よくある病気

  • 急性咽頭炎・急性扁桃炎
    風邪やウイルス・細菌感染でのどが腫れ、痛みや発熱が出る
  • 慢性咽頭炎
    のどの違和感やイガイガ感が続く
  • 声帯炎（喉頭炎）
    声の使いすぎや風邪で声がかれる
  • 喉頭ポリープ・結節
    声帯に負担がかかり、声がかすれる
  • 咽喉頭異常感症
    のどに異物感があるが、異常が見つからない

診察について

  • 問診

    症状の経過、生活習慣の確認

  • のどの視診・頸部触診

    炎症や腫れの有無をチェック

  • 内視鏡検査（ファイバースコープ）

    のどや声帯を詳しく観察

  • 細菌検査・血液検査

    感染症の有無を確認

  • 治療・処置

    薬の処方、吸入治療、生活指導。手術が必要となる例

Cold

風邪

風邪の症状が長引いたり、重症化することもあります。気になる症状があれば、早めの受診をおすすめします。

風邪の症状

  • のどが痛い
  • せき・くしゃみが出る
  • 鼻水・鼻づまりがある
  • 熱が出る（発熱）
  • 体がだるい（倦怠感）
  • 頭が重い・頭痛がする

よくある病気

  • 急性上気道炎（一般的な風邪）
    ウイルス感染によるのどの痛み・鼻水・せき・発熱など
  • 急性咽頭炎・急性扁桃炎
    のどの腫れや痛みが強く、高熱が出ることも
  • 急性気管支炎
    風邪の延長でせきが長引き、痰が絡む
  • インフルエンザ
    高熱・全身のだるさ・関節痛などが特徴のウイルス感染症
  • RSウイルス感染症
    乳幼児に多く、せきや呼吸困難を引き起こすことがある
  • 新型コロナウイルス感染症
    発熱・のどの痛み・倦怠感・味覚嗅覚異常などが出ることがある
  • マイコプラズマ肺炎
    乾いたせきが長引き、発熱が続くことがある

診察について

  • 問診

    症状の経過や周囲の感染状況を確認

  • のど・鼻・耳の診察

    ウイルスや細菌感染の有無をチェック

  • インフルエンザ・新型コロナウイルス検査

    必要に応じて迅速検査を実施

  • 血液検査

    細菌感染や炎症の程度を確認

  • 治療・処置

    症状に応じた薬の処方、吸入治療、点滴治療

発熱外来について

当院では発熱外来を行っています。

通常の患者さまとは別に隔離検査室にて診察を行います。
37.5℃以上熱のある患者さまは、webでの発熱外来の予約、もしくはお電話の上ご来院ください。

Pediatric
Otolarygology

小児耳鼻科

お子さまの耳・鼻・のどのトラブルは、早めの治療が大切です。気になる症状がありましたら、お気軽にご相談ください。

お子さまに多い症状

  • 耳を痛がる・耳を触ることが多い
  • 聞こえが悪い（呼びかけに反応しにくい）
  • 鼻水が長引く・鼻づまりがひどい
  • くしゃみ・せきが止まらない
  • のどの痛み・発熱がある
  • 声がかすれる・かれた声が続く
  • いびきがひどい・寝ているときに呼吸が止まる
  • よく中耳炎になる

よくある病気

  • 急性中耳炎
    風邪や鼻炎が原因で耳の奥に炎症が起こり、痛みや発熱が出る
  • 滲出性中耳炎
    耳の奥に液体がたまり、聞こえにくくなる。感冒後に生じる事が多い。
  • アレルギー性鼻炎
    花粉やハウスダストによる鼻水・鼻づまり・くしゃみ
  • 急性副鼻腔炎
    鼻水や鼻づまりが続き、頭痛や発熱を伴うことも
  • 扁桃肥大・アデノイド肥大
    鼻づまりやいびきの原因となり、睡眠の質に影響する
  • 扁桃炎
    のどの腫れと痛み、高熱が出ることがある

診察について

  • 問診

    症状の経過や生活環境について確認

  • 耳・鼻・
    のどの診察

    耳鏡や内視鏡を使って炎症の有無をチェック

  • 鼓膜の動きや
    聴力の検査

    聞こえの状態などを確認

  • アレルギー検査

    血液検査でアレルギーの有無を確認

  • ファイバースコープ

    鼓膜の状態や副鼻腔炎の有無、アデノイド増殖有無を確認

  • 治療・処置

    薬の処方、鼻の吸引、耳掃除、必要に応じた手術の相談

Allergy

アレルギー

アレルギー症状は日常生活に大きく影響します。早めの診断と適切な治療で、症状を軽減しましょう。気になることがあれば、お気軽にご相談ください。

アレルギーの症状

  • くしゃみが止まらない
  • 鼻水が透明でサラサラしている
  • 鼻づまりが続く
  • 目のかゆみ・充血を伴う
  • のどのかゆみ・違和感
  • 耳の中がかゆい
  • せきが長引く

よくある病気

  • アレルギー性鼻炎（花粉症・通年性アレルギー）
    花粉やハウスダストが原因でくしゃみ・鼻水・鼻づまりが起こる
  • 好酸球性副鼻腔炎
    慢性的な鼻づまりと鼻茸（ポリープ）を伴う難治性の副鼻腔炎
  • アレルギー性結膜炎
    目のかゆみ・充血・涙目を引き起こす
  • 咽喉頭アレルギー
    のどのかゆみや違和感が続く
  • アレルギー性咳嗽（がいそう）
    長引くせきがアレルギー反応によるもの
  • 食物アレルギー
    特定の食べ物に反応し、のどの違和感・じんましん・呼吸困難を引き起こす

診察について

  • 問診

    症状の経過、アレルギーの家族歴、季節性の有無を確認

  • 鼻・のどの診察

    粘膜の腫れや炎症をチェック

  • アレルギー
    検査

    血液検査や皮膚テストで原因物質を特定

  • 鼻鏡検査・
    内視鏡検査

    副鼻腔炎やポリープの有無を確認

  • 治療・処置

    抗アレルギー薬の処方、点鼻薬・点眼薬の使用、舌下免疫療法の相談

舌下免疫療法について

当院では、アレルギー性鼻炎や花粉症などのアレルギー症状を軽減するために、舌下免疫療法を行っています。

この治療法は、アレルギーの原因となる物質（アレルゲン）を少量ずつ舌の下に投与することで、免疫系を徐々に慣らし、アレルギー反応を和らげる方法です。
舌下免疫療法は、薬物療法に比べて根本的なアレルギーの原因にアプローチし、長期的に症状の改善が期待されます。 治療は数ヶ月から数年にわたり、アレルギー反応を軽減します。
当院では、安全で効果的な舌下免疫療法を提供しており、患者様一人ひとりに適切な治療プランを提案しています。 アレルギー症状にお悩みの方は、ぜひご相談ください。

Dizziness

めまい

めまいは日常生活に大きな影響を与えます。突然の強いめまいや、繰り返し起こるめまいがある場合は、早めにご相談ください。

めまいの症状

  • 急にぐるぐる回るような感覚がする
    （回転性めまい）
  • ふわふわする・体が揺れる感じがする
    （浮動性めまい）
  • 立ちくらみ・目の前が暗くなる
    （立ちくらみ型めまい）
  • 耳鳴りや難聴を伴う
  • 吐き気や嘔吐を伴う
  • 倒れそうになる・まっすぐ歩けない

よくある病気

  • 良性発作性頭位めまい症
    寝返りや頭の動きでぐるぐる回るめまいが起こる
  • メニエール病
    耳の中の内リンパが増え、めまい・耳鳴り・難聴が繰り返し起こる
  • 突発性難聴
    突然の難聴とともにめまいを伴うことがある
  • 起立性低血圧
    急に立ち上がったときに血圧が下がり、 立ちくらみが起こる

診察について

  • 問診

    めまいの種類、持続時間、その他の症状を確認

  • 耳の診察

    内耳の異常や炎症をチェック

  • 聴力検査

    難聴や耳鳴りの有無を確認

  • 眼振検査

    目の動きを見て、めまいの原因を特定

  • 平衡機能検査

    姿勢や歩行をチェック

  • 画像検査
    （CT）

    必要に応じて脳の異常を調べる

  • 治療・処置

    薬の処方、リハビリ・体操の指導、生活習慣の改善アドバイス

Facial Nerve

顔面神経麻痺

顔面神経麻痺は、顔の片側が動かしにくくなる症状が特徴で、原因によって治療法が異なります。 当院では、まず症状を詳しくお伺いし、必要に応じて簡単な検査を行った上で、適切な病院をご紹介いたします。
顔面神経麻痺の治療には、専門的な検査や高度な治療が必要となる場合が多いため、クリニックでの対応には限りがあります。症状が現れた際は、できるだけ早くご相談ください。迅速に適切な医療機関をご案内し、治療につなげられるようサポートいたします。

Sleep Apnea

睡眠時無呼吸症候群
（SAS）

睡眠時無呼吸症候群（SAS）は、睡眠中に呼吸が停止または浅くなり、日中の眠気や集中力低下を引き起こす病気です。主な症状には、大きないびき、寝ているときの呼吸の停止、朝の喉の痛みや乾きなどがあります。
当院では、自宅で簡単に行える睡眠検査を提供しています。これにより、無呼吸の程度や原因を確認できます。診断が確定し、適応であればCPAP（シーパップ）治療を行い、睡眠中の気道を確保して呼吸を正常に保ちます。これにより、眠りが深くなり、日中の倦怠感を軽減します。
睡眠時無呼吸症候群の疑いがある方は、お気軽にご相談ください。

Hearing Aid
Consultation

補聴器相談

聴力の低下は、日常生活において大きな影響を与えることがあります。
当院では、聴力の検査を行い、必要に応じて補聴器の使用について相談を受け付けています。 補聴器は、聴力の状態に合わせた補聴器を選ぶことと、使い始めてからのリハビリが重要です。
医師が聴力の状態をしっかり確認し、その結果に基づいて適切な補聴器やリハビリを行ってくれる、信頼できる補聴器技能者を紹介させて頂きます。
聴力の問題でお困りの方は、お気軽にご相談ください。

Vaccination

予防接種

当院では、以下の予防接種を行っており、患者様の健康を守るためのサポートをしています。

インフルエンザワクチン
（10月以降開始予定）
インフルエンザは毎年流行し、特に高齢者や免疫力が低下している方にとっては重症化のリスクが高い病気です。インフルエンザワクチンを接種することで、感染リスクを大幅に減らすことができます。毎年秋から冬にかけて接種を受けることをお勧めします。
新型コロナウイルスワクチン
（10月以降開始予定）
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、当院では新型コロナウイルスワクチン接種を行っています。接種により、重症化のリスクを減少させることが期待され、感染拡大の防止にもつながります。接種に関する詳細はスタッフにご相談ください。
帯状疱疹ワクチン
（通年）
帯状疱疹は、かつて水痘にかかったことがある人に、年齢と共に発症することがあります。帯状疱疹ワクチンは、この病気の発症リスクを減らすための予防接種です。特に50歳以上の方に推奨されています。痛みや後遺症を避けるためにも、早期の予防をお勧めします。 接種をご希望の方はお電話もしくはクリニックにてご予約受け付けています。
高齢者肺炎球菌ワクチン
（通年）
高齢者肺炎球菌ワクチンは、肺炎の重症化を防ぐために重要な予防接種です。芦屋市にお住まいの方は65歳に高齢者肺炎球菌定期予防接種接種券が送付されますので助成を受けて接種が可能です。免疫力が低下しやすい高齢者の健康維持に役立ちます。
接種をご希望の方はお電話もしくはクリニックにてご予約受け付けています。